2020年エイズ発生動向年報について
2020年の一年間に報告された新規HIV感染者数と新規エイズ患者数が発表されました。
新規HIV感染者報告数 750件
新規エイズ患者報告数 345件
新規HIV感染者報告数と新規エイズ患者報告数を合わせた新規報告数は1095件
※新規エイズ患者報告数は初回報告時にエイズと診断されたもので、HIV感染者とし報告済みの症例がエイズを発症したものは含まれていません。
HIV感染者報告数とエイズ患者報告数を合わせた新規報告数1095件に占めるエイズ患者新規報告数の割合は約31.5%で4年ぶりに増加しました。
今後、新型コロナウイルス感染症による保健所や医療機関の受診控えの影響も懸念されることから、利便性に配慮したHIV検査相談体制の推進が望まれています。
HIVに感染した方が自分の感染を出来るだけ早く知ることにより、ご本人の早期治療開始が可能になるとともに、感染拡大の防止に結び付きます。梅毒などの性病検査も含めて検査を積極的に受診するよう呼びかけられています。
弊社が扱っております性病検査の中でも、特にHIV検査については啓発が大切だと考えております。今後も情報を発信してまいる所存でございます。